ストウブのブレイザー、24cmと28cmで迷ってませんか?
でも実は、中間サイズの26cmが2019年に発売になっています。
購入前はブレイザーの使い道に悩む場合も多いですが、24cm、28cmとサイズを比較しながら、使いこなせるのかこちらの記事でチェックしてくださいね!
「24cmじゃ小さすぎるし、28cmじゃ大きすぎるのよね。」というみなさん、ここで、どのサイズを選ぶべきか、失敗しないように確認してくださいね。
ブレイザーの各サイズでどれくらいお料理が作れるか、家族の人数に合わせたサイズ選びなど、ストウブ歴8年の私がご案内していきますよ。
Staubのブレイザー24cm、26cm、28cmを比較しよう
26cmブレイザーが発売されたのは、2019年9月。
ちょっと前ですが、まだこちらのサイトでは紹介できていなかったので、やっとです^^
ブレイザー自体は、沢山あるストウブ鍋の中でもかなり人気がある種類のお鍋になります。
新色が出た際にもブレイザーに早めに適応されることが多いですし、
まずは、26cmのサイズ感をじっくり確認していきましょう!
ブレイザー26cm、24cm、28cmサイズ比較
まずは、ブレイザーの各サイズの詳細から詳しくみて、比較していきましょう。
26cmだけではなく、改めて24cm、28cmも一緒に確認していきますよ。
サイズ | 容量 | 高さ(蓋込み) | 高さ(本体) | 重さ | 適正人数 |
---|---|---|---|---|---|
24cm | 2.4L | 11.6cm | 7.0cm | 4.2kg | 2〜3人 |
26cm | 3.3L | 12.2cm | 7.2cm | 4.6kg | 3〜4人 |
28cm | 3.7L | 12.6cm | 7.6cm | 5.4kg | 4〜5人 |
サイズ詳細は、上の通りです。
ワンサイズ上がるごとに、容量が大きく増えていくのが分かります。
面積も比較!ハンバーグは何個焼ける?
ブレイザーを選ぶときに、しっかりとチェックが必用なのが、「底の面積」です。
ココット・ラウンドのように煮込みがメインの鍋と違い、ブレイザーは焼く場面がとても多い鍋で、それが強み。
だからこそ「どれくらいの面積があるか」で、調理できる量が大きく変わってきます。
特にハンバーグや餃子のように一度に何個も並べて焼く料理では、容量よりも面積の広さが勝負。
面積計算は、面積=半径×半径×3.14‥ですよね。
計算をしてみたところ、各サイズごとの底面積は以下のようになります。
分かりやすいように、「こぶし大のちょっとだけ大きめハンバーグ」が何個できるか目安としてみておきましょう。
鍋サイズ | 面積 | ハンバーグの焼ける個数 |
---|---|---|
24cm | 452㎠ | 大4〜5個 |
26cm | 531㎠ | 大5〜7個 |
28cm | 615㎠ | 大7〜8個 |
サイズが1段階上がるごとに約100㎠ずつ面積が広がります。
100㎠といえば10cm四方の、よくあるサイズの折り紙1枚分くらい。
実際に並べてみると、24cmでは大きめなら4個、小さめなら5個ほど。
26cmなら5〜7個、28cmなら7〜8個が一度に焼けます。
大人数で食卓を囲むとき、2度に分けて焼く必要がないのは嬉しいですよね。
さらにブレイザーは深さもあるので、焼いた後にそのまま煮込んでソースを足して煮込みハンバーグにするのもお手のもの。
玉ねぎやきのこをたっぷり入れても余裕があるので、ボリュームのあるおかずに仕上がります。
「焼いて、そのまま煮込む」、これがブレイザー最大の魅力。
口コミでも「ふっくらジューシーに仕上がる」と高評価が多く、ハンバーグを作るのが楽しくなる鍋です。
ご家族の人数によって、どのサイズにするかイメージが沸いたてきたでしょうか。
単純にハンバーグの個数をそのまま家族の人数とするなら、こうなります。
- 24cmブレイザー→4〜5人家族
- 26cmブレイザー→5~7人家族
- 28cmブレイザー→7〜8人家族
ただし、ハンバーグや餃子など以外にも、面積が広いステーキを焼いたりすき焼きをしたい場合には、大人4人家族以上であれば26cmでも小さすぎるので、迷わずに28cmを選んでくださいね。
3人家族以下の場合や、基本的にハンバーグや餃子程度でOK、あまり大きいお鍋を買いたくないという場合には、サイズをあげずにそのままで大丈夫ですよ。
お鍋をするならサイズ感はどう?
鍋料理や煮込み料理をするときには、逆に面積よりも容量が大切ですよね。
こちらの記事で、このように24cmと28cmの容量に関してはまとめています。
ココット・ラウンドとブレイザーの容量比較
同じストウブでも、定番のココット・ラウンドと比べるとブレイザーの容量感がイメージしやすいです。以下のような対応になります。
ブレイザー容量 | ココット・ラウンドに換算 |
---|---|
24cm(2.4L) | ラウンド20cmと22cmの中間 |
26cm(3.3L) | ラウンド24cmと同程度 |
26cmブレイザーの容量は、22cmラウンドと24cmラウンドの中間くらい、ということになります。
24cmのラウンドでは、お鍋をするにしてもけっこう量が入るんですよ。
いつも私は18cmのラウンドで鍋料理をするのですが、具材を足さなくてもそれで2人前はあります。
- 18cmラウンドで1.7L
- 26cmブレイザーは3.3L
1人鍋にぴったりの土鍋は5合サイズか6号サイズで、容量はそれぞれ450MLと900MLです。
1人鍋に必用な容量は平均して700MLと考えると、26cmブレイザーでも4人家族でお鍋ができますよ。
沢山食べるメンバーがいれば足りない可能性がありますが、具材を足しつつ煮込んで食べると考えれば問題ありません。
5人家族や、食べ盛りの子供がいるご家庭では、28cmの方が無難と言えるでしょう。
鍋をするにしても、すき焼きをするにしても、普通のお鍋より高さが低く口がかなり広いので、皆でワイワイとつつき易いですよ。
使い勝手をチェック
ここでは、ブレイザー24cmと26cmそれぞれの使い勝手についてチェックしておきましょう。
使い勝手に関しては、①『重さ』と、②『使い道のレパートリーの広さ』がポイントになります。
ひとつつづ、見ていきましょう。
ブレイザーは重たくて使い勝手が悪い?
ブレイザーに限らず、ストウブのサイズを選ぶときに悩むのが、『重さ』です。
「重すぎて扱えないのでは!?」って悩みがちなんですよね。
ブレイザーの場合は、基本的に鍋を振るような料理はしないなので、調理中は重さが関係ありません。
つまり、考えておくべきタイミングは、洗う時と取り出し片付け時ということ。
ここで、サイズ別の重さの差異を見ておきましょう。
【ブレイザーのサイズ別、重さの変化】
サイズ | 重さ | 前サイズからの差 |
---|---|---|
24cm | 4.2kg | – |
26cm | 4.6kg | +0.4〜0.5kg(約500g) |
28cm | 5.4kg | +0.8kg(約800g) |
ブレイザーの重さは、24cmから26cmになると499グラム、26cmから28cmになると800グラム重たくなります。
24cmと26cmの差の2倍の重さの差異が、26cmと28cmの間にはあります。
500ミリリットルのペットボトルは500g程度なので、参考にイメージしてくださいね。
ブレイザーはそもそも重たそうだな〜、大丈夫かな〜?と思った方、心配しすぎる必用はないので大丈夫ですよ。
というのも、ブレイザーって、毎日使うタイプの鍋ではないんです。
使うのは、お肉を焼くとき、ハンバーグのとき、すき焼き、鍋料理、餃子・・あとはパエリヤなど、出番は週に多くて2回くらい、という感じではないでしょうか?
多くの方にとって使わない日の方が多いはずですので、「ちょっとだけ特別」なお料理の際の使い勝手については、ちょっと重たくても我慢できてしまいますよ。^^
私自身もそうで、これは美味しく作りたい、鍋の良さがモノを言うぜ!ってときにはストウブの出番、という具合に使い分けています。
なので、毎日洗ったり出し入れするわけでもなく、重さも気になっていません。
腕力が強くない高齢の世代の方、流し台が狭く洗いにくいキッチンの場合だけ、ちょっと注意してくださいね。
使い道・レシピのレパートリー
ブレイザーの使い道はかなり多く、レシピのレパートリーもかなりバラエティ豊かななんですよ。
ここではその一部を紹介しますね。
- 煮込み料理:ビーフシチュー、カレー、ポトフなど、深さを活かして具材たっぷり煮込める
ビーフシチューやポトフを作れば、具材がゴロゴロ入ってレストラン気分。休日にじっくり時間をかけて作るのもおすすめ!
- 炒めてから煮込む料理:煮込みハンバーグ、肉じゃが、チキンのトマト煮込みなど
ビーフシチューやポトフを作れば、具材がゴロゴロ入ってレストラン気分。休日にじっくり時間をかけて作るのも楽しい。
- 焼き料理:ハンバーグ、餃子、グリルチキン、野菜ソテーなど、ソテー全般
ハンバーグを表面こんがり焼いてからソースで煮込めば、ふっくらジューシー。家族や友人に出すと歓声が上がります🎵
- 鍋料理:すき焼き、しゃぶしゃぶ、寄せ鍋など、浅めだから取り分けやすい
浅めだから取り分けしやすく、すき焼きや寄せ鍋にぴったり。みんなで囲めば食卓がにぎやかに!
- ご飯もの:パエリア、炊き込みご飯、リゾットなど平らな形を活かしたメニュー
パエリアは見た目も華やかでパーティに映える一品。炊き込みご飯やリゾットもおこげが香ばしく仕上がります。✨
- オーブン料理:大きなラザニア、大きなグラタン、ローストポーク、パン焼き
そのままオーブンに入れてラザニアやローストチキンを。焼きたてをテーブルに出せば「おぉ!」と歓声が上がること間違いなし。
ブレイザーは「焼く」「煮る」「オーブンに入れる」と万能。
特に「焼いてそのまま煮込む」調理が得意なので、フライパンと鍋の両方の役割を担ってくれますよ。
ちょっとしたパーティーでは主役になって華やかに盛り上げてくれますし、日常で出せば、気分も上がります。
それに、一気に沢山作れたり、焼くだけだったりと案外手間がかからないレシピも多くて、見た目の華やかさと美味しさの割には、実はちょっと手抜きできるところも、ブレイザーの使い勝手の良さです。
ブレイザーは何色があるの?
サイズを決めたら、次に気になるのが色ですよね!
実は、26cmブレイザーは、色の選択が1つしかないのです!
最初に出た色が、「カンパーニュ」という当時の新色。
ここちらです▼
カンパーニュ、かわいいですよね!
現在出ているのは次のカラーで、全部で9色になります。
- ブラック
- レッド
- グレー
- リネン
- カンパーニュ
- バジルグリーン
- グランブルー
- グレナディンレッド
- ピュアホワイト(売り切れ中!)
どれも可愛いくおしゃれな色なのですが、あまり売っていないレアな色も多かったり、売り切れてしまっていることが多いんです。
ブレイザーに限らず、ストウブ鍋はサイズによって色が欠品していることが頻繁に、というか常なので、お気に入りの色とサイズが見つかったら即購入することをおすすめします!
さいごに
ブレイザーの使い方、色々ありますが、ぴったりのサイズは見つかりましたか?
24cm、26cm、28cmそれぞれのサイズ感や、作れる料理の量をお伝えしてきました。
ブレイザーには、かなり多くの使い道やレシピがありました。
なかでも面積の広さを生かして「焼く」「焼き付ける」使い方をメインにするなら、ある程度余裕をもったサイズ選びをしてくださいね。
こぶし大のハンバーグなら、24cmブレイザーで4〜5個、26cmブレイザーで5〜7個、28cmブレイザーで7〜8個が一度に焼ける量でしたね。
どんなお料理を作りたいのか、そして家族は何人かよく照らし合わせて検討されてくださいね。
気に入った色とサイズがあれば、欠品にならないうちにGetしてしまいましょう。
特に、ブラックやレッド以外のちょっと珍しいカラーは見つけたら即手に入れてくださいね!