一体なぜ、『ストウブstaub』鍋はそんなにも人気がある?
「めちゃくちゃ人気で、すごく美味しくできるっていうのは聞いたことがある。」
「でも、ただ美味しくできるってだけなの?」
ストウブ鍋とは何なのか?という疑問を抱いているあなたへ、ストウブ鍋とはそもそも何なのか、こんなに人気がある理由と、美味しく調理できる理由を、一つ一つ完全解説します。
これでストウブに関して一通りの疑問を解決しましょう。
Staubストウブ鍋が人気の理由は何
まず、ストウブの鍋ってどんなの?といっても、色々とサイズや形、用途などのタイプがあります。基本的にはどんなタイプのストウブが人気を得ているのでしょうか?
ちょっとランキングで確認してみましょう。
楽天の両手鍋のカテゴリを見てみると、ストウブ鍋が独占してしまっています。
さて、ではここで売れ行きのタイプを確認しましょう。
両手鍋(ストウブ鍋)の楽天人気ランキングはこちらで確認できます。
↓
両手鍋(ストウブ)人気ランキング【楽天】
ストウブ鍋の人気のすごさが分かりますよねー。
もう一度いいますが、これはあくまで『両手鍋ランキング』であって、ストウブ鍋ランキングではありません。
にもかかわらず、両手鍋市場を独占してしまうほどの人気なのですね〜。
しかもこの人気、にわかなものではなく、2004年に日本に上陸してから、もう何年間もずーっと定番人気なのです。
では、これほどに人気の高いストウブ鍋の良さが何なのか、さっそく具体的に紹介していきますよ。
ストウブ鍋とは何なのか?
ストウブStaubは、1899年、フランスで生まれた鋳鉄ホーロー製(鉄)の高機能なお鍋です。
一つ一つ、今でも職人さんによって手作業で作られているので、一個づつ色ののり方など、わずかに違います。
地元フランスでは、家庭でもレストランでもいろんな場所で活用していて、よく知られたお鍋なんですよ。
日本でも、各お料理雑誌に取り上げられることは数知れずですが、そのおしゃれなデザインから、インテリアの雑誌にもよく登場しているのを見かけます。
と、ざっと背景の紹介はこんなところにしておきましょう。
肝心なのは、「ストウブ鍋はなにが良いのか?」ということ!
早速、これから余すことなく紹介して行きますよ^^
ちなみに、ストウブ以外の鋳物のお鍋は、ルクレーゼ、バーミキュラの2つが定番ですね。
機能自体は似ていると考えてOKでしょう。
Staubストウブの良さは何か?
では、具体的にストウブのお鍋を使うことのメリットや良さを説明していきますね。
どうしてこんなに人気なのか、納得できると思いますよ。^^
食材が美味しくなる
なんといっても、お料理が美味しく出来上がるという点がやはり一番のポイントでですね。
特に「野菜の味が違う!」というレビューをよく目にします。
なので、購入したら絶対やってほしいのがこれです!
野菜やお肉を、そのまま丸々入れて、オリーブオイルと塩をしてフタを閉め弱火にかける。
たったそれだけで、絶品に仕上がるんですよ。
また、ストウブの凄さが分かるのは特に、長時間の煮込み料理と炊飯。
煮込み料理は柔らかく旨味が凝縮しているし、炊飯ではお米一粒一粒がふっくらツヤツヤになっています。
鋳物ホーローの厚みが食材をホロホロに美味しくする
一体、なぜストウブ鍋はそんなにも美味しく調理できるのでしょう?
これから紹介するストウブ独特の特徴が、その答えです。
まず、鋳物ホーロー製で厚みがしっかりとあるから、鍋全体によく熱が伝わります。
素材にもゆっくりと熱が伝わり、これが旨味を引き出します。
急に熱せられることがないので、じゃがいもなど柔らかい食材でも、煮崩れしくいです。
蓋裏の突起「ピコ」で蒸気が食材にもどる
蓋の裏には「ピコ」と呼ばれる突起が沢山付いています。
旨味の詰まった蒸気を鍋の中で上手く対流させて食材に返すことができるから、美味しくなります。
公式HPの動画によると、突起がない状態と比べて、9倍も旨味と水分を食材に閉じ込めることができるんだそうですよ。
蓋のずっしりした重みで旨味を逃さない
蓋も重たく、本体との隙間が少ないから蒸気を逃しにくく出来ています。
つまり旨味を逃しにくく、まるで圧力鍋のようにギュッと旨味が凝縮するから、お肉や煮物、ジャガイモなどがホロリと柔らかくなります。
保温性がすごく高い
これ、かなり重要です。
保温性が高いので、調理中は熱を保つことができるんです。
例えば揚げ物だと、材料を入れても油の温度が下がりにくいのでカラッと揚がります。薄手のお鍋ではこうはいきませんよね。
そして強火にしなくても十分に温まるので、基本的に中火〜弱火調理でOK。
むしろ公式HPでも、強火調理は推奨されていません。
強火を使わなくてもよいのは光熱費の節約にもなりますよ。
また、ご飯などを火からおろした後、バスタオルなどでくるんでおけば、かなり長い間高温をキープできるのです。
土鍋と比べても負けないくらい、熱々の状態が長続きしますよ^^
そしてこれは、コンロの数が足りない場合には、先に炊いておいて保温している間に別の調理をすることも可能ということ。
だから炊飯用に購入しても、電気炊飯器みたいに保温機能がついていないことはデメリットにはなりませんよ。
煮物ならば、同様の方法で予熱調理も出来てしまいます。
色んな調理方法ができて万能
基本の炊飯、煮物をはじめ、焼きもの、揚げもの、蒸し物、燻製、そしてそのままグリルにin!もできます。
本当に万能なんですよ。
しかも、蓋のつまみも高温に強いのでアウトドアでダッチオーブンのようにも使えますよ〜。
「ストウブがあれば他の鍋は要らない」という人もいるくらい。
ダッチオーブンとしての使用はこちらの記事を参考にどうぞ
↓
*ストウブをダッチオーブンのように使う方法と注意する点*
無水調理ができる!
上記の調理法に加え、なんと、無水調理ができるのです!
これは、普通の鍋では不可能です。
ストウブはその厚みと蓋の重さゆえ、無水調理が可能なのです。
水を一切加えずに野菜やお肉、魚の水分だけでカレーや肉じゃが等が出来てしまいます。
これが、有名なストウブの「無水カレー」です。
絶品ですよ^^
お手入れが簡単でこびりつかない!
内側に独自の「エマイユホーロー加工」がされているてちょっとザラザラしています。
なので臭いもつきにくいし、焦げ付きもしにくいので、洗いやすいですよ。
最初に1度シーズニングが必要ですが、油を塗り込んで温めて拭き取るだけですから簡単ですよ(超簡単なのでご心配なく!)。
ずーっと使える!
とにかく、耐久性が高いです!
だからストウブの地元フランスでは、ストウブは買い換える鍋ではなく、手入れをしながら何十年も使い続けられるお鍋という意識です。
数年でダメになってしまうテフロン鍋とは、別物です。
一度手に入れれば、一生相棒として活躍してくれますよ。
あなたの次の世代やそのまた次まで受け継いでいけるお鍋。
愛着がわいてきますよ^^
少々値段が高くても、元はしっかりとれます。
おしゃれでスタイリッシュ!
なんといっても、デザインが素敵なんです。
数々のインテリア雑誌やお料理雑誌、おしゃれブログで登場しているのも頷けますねー。
使わないときでもしまってしまわずに、あえて出しておくとキッチンのインテリアにもなりますよ!
色も豊富ななかから、好きなものが選べます^^
サイズや種類が豊富〜
▼▼下の写真のように、売り場には沢山のサイズや色のストウブが並んでいます。色は豊富なので、好みものが選べますよ。
この写真のお店は台湾のデパート内。
台湾でもストウブ鍋は大人気のようでしたよ。
形、サイズ、用途、色とバリエーション豊かなのがストウブの特徴のひとつ。
形でいうと、代表的なのは『ラウンド(円形)』、『オーバル(楕円形)』ですね。
ラウンドは2㎝刻みでサイズがあります。オーバルは2㎝刻みではないですが、こちらも結構細かくサイズが用意されています。
用途では、少し前に新しく発売されたご飯専用の『ラ・ココット de GOHAN』も話題になりましたね。
ですが全体で一番の売れ筋はというと、上にも書きましたが、ラウンドの24㎝〜20㎝の黒色、だと思われます。
ストウブ鍋に口コミ感想まとめ
こんなにも良いところが沢山ありすぎるストウブのお鍋ですが、実際に使用している方達はどう感じているのか、気になるところですよね。
実際に購入して使用している方達の口コミ評判をまとめましたので、チェックしてみてくださいね。
【とにかく美味しいです♪】★まるで圧力鍋で煮たようにお肉が柔らかくなり驚きました。
★玉ねぎが嫌いな子どもが「玉ねぎが甘い」と言って食べてくれました。
★無水調理でかぼちゃを煮るとビックリするほどホクホクにできました。
★野菜が甘いです!素材は同じなのにこんなにも違うのかとストウブの機能にビックリしています。
【調理が早い!使いやすい!】★肉じゃがを弱火で15分煮込んでしばらく放置しておくだけで最高に美味しくできていました。
★普通は時間のかかる5合の玄米がたった40分で炊き上がりました!出来も最高です。
★本当に少量のオイルや出汁だけでふっくら蒸しあがるので、毎回驚きます
★焦げ付くことがないので火にかけている間は安心して離れて別の家事ができます
【見た目が素敵!】★箱をあけて「カワイイ〜」と思わず声が出ました!
★グレーにしました、あえて出しておくとインテリアとしてもとても映えます
★友人へのプレゼントで購入しました。かわいいととても喜んでくれて良かったです
★ブラックは重厚な感じがあってすごく気に入っています!
レビューをまとめていたところ、「驚くほど美味しい!」という感想と、「調理が早い」「カワイイ!」「もっと早く買えばよかった!」という感想が本当に多かったです。
逆にデメリットは??というと、さして無いんですよね。
強いていえば、重いってことくらいでしょうか。
この重みがあるからこそ美味しく調理できるのですが。
ただこれも、20㎝以下のサイズだと急に軽く感じるので扱いやすくなるんですよ。
これだけの定番人気を誇るお鍋ですから、使えば質が良いものだ分かります。
実は筆者の私自身、ストウブの良さに「早く買えばよかった!」と思った一人です^^
私がストウブの18cmを購入しての使い勝手と感想はこちら。
さいごに
ストウブの良さ、たくさんありますよね〜。
なかでも無水調理ができるのはストウブの最大の特徴と言えますね!
この旨味のつまった美味しさをぜひ体験して下さい!
ストウブのサイズ選びについては、『大は小を兼ねない』と言われているので気をつけてくだっさいね。
ファーストストウブは、サイズ選びをきちんとしてあなたのピッタリの1台を選んでください^^
ストウブのサイズ選びはどうする?
ストウブのサイズは、もっとも定番のラウンド(円形)で、基本的に2cmきざみです。
下の記事では、1人暮らしや、ちょっとした副菜に便利な、14cm、16cm、18cmといった小さなサイズから、ファミリーにもOKの22cmまでのサイズを、お料理を作れる量や使い勝手などを中心に、選び方を記事にまとめています。
購入前ににはぜひ参考にしてくださいね〜♪
【サイズ選びの参考記事】
ストウブの色選びと人気色ランキングはこちら
ストウブの色ってたくさんなるので、何色が良いのか迷うんですよね〜。
ひとまず、人気色を確認しておきましょう!
実は色展開は、サイズによっても違うんですよ。こちらの記事では、人気色と色の選び方を詳しくお教えしています^^
ぜひ購入前に確認してくださいね!