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ドクターマーチン履き始めにするべき手入れ。痛いのもシワも予防を!

生活アイテム

ドクターマーチンを手に入れたら、履く前にしっかりとお手入れをしましょう!

革がまだ固くて痛いときの靴ずれ対策にも、変な履きシワ対策にもなります。

また劣化を防いで長くキレイに愛用していくためにも良い靴ほど、はく前と定期のお手入れは必須です。

新しく履く前のお手入れ必要アイテムと手順をここでしっかりと確認しておきましょう!

マーチンも、マーチン以外の革靴も基本は同じなので、ぜひ参考にしてみてください。

また、靴の中の匂いや汚れ防止策も最後に紹介していますので最後まで読んでくださいね。

ドクターマーチン・革靴を履く前の手入れ手順とアイテム

せっかくのマーチンなので、はく前には正しいお手入れ方法で、トラブルを予防しましょう。

靴擦れなど足へのダメージと、はきシワやシミなど靴へのダメージ、どちらも一度に予防する方法なので、チェックして下さいね。

靴磨きに興味がある人も、ちょうどよいキットを紹介するのでぜひ読んでくださいね。

新品のドクターマーチンに手入れが必要な理由4つ

新品のマーチンや革靴、まだ汚れてもいないのに履く前にお手入れが必要な理由って、何なのでしょう?

これにはちゃんと理由があるんですよ。

1.汚れとシミから守るため

履くとどうしても汚れがついたり、雨などで濡れてしまうと革靴の場合には変なシミになってしまうこともあります。

シミは、出来たらとれません!

これら汚れや雨水から守るため、はく前にコーティングをする必要があるのです。

2.変な履きシワをつけないため

歩くとどうしても甲部分に皺ができてしまうのは避けられないですよね。

でもその皺が、パキッとヒビが入って割れているように見える場合と、イイ感じに履き込んだ感がでている場合とがあります。

シワは1回履けば癖づいてしまうのですが、最初のうちにクリームを塗り込んで柔らかくすることで、どんどんいい感じに履き込んだ感を出していけるのです。

3.固く痛い革を柔らかくして靴ズレ防止

革靴って、履きなれるまでは結構固くて痛いんですよね。

親指や小指の横、かかと、履き口の部分など、すれて痛い!

つまり靴擦れが起きやすいのですが、これは想定内なのです。

そこで専用の保湿クリームを塗り込むことで、断然早く革が柔らかくなり、早く痛くなくなるのです。

4.革靴を長くキレイにもたせるため

購入したばかりのマーチンは、お店や工場に保管されている時間もあり乾燥している場合がほとんどです。

ですがその状態で履いてしまうと、伸び縮みしにくいので負荷が大きくかかってしまいます。

そこでクリームで潤いを与えてあげると、動きに合わせて伸びやすくすることで余計な負荷がかからず、長くキレイにもたせることが出来るのです。

こんな4つの理由から、靴を新しくおろす前にもお手入れが必要なんですよ。

さて、ではここから基本のお手入れグッズを使ったお手入れの手順を紹介していきますよ!

▼この定番セットを使ってのお手入れを説明していきます。

新品のドクターマーチン・革靴 お手入れ手順

では、新品のマーチンや革靴にこそお手入れが必要な理由が分かったところで、その手順をお伝えしますね。

「モゥブレイ」の「エドワードセット」という定番のシューケアセットを使ってケアする方法ですが、手持ちの用具のなかに同じ種類のものがあれば代用できます。

①ブラシを使って軽くブラッシングする

汚れは付いていないはずですが、ホコリ等は付いていることもあるので、靴紐をぜんぶ外してから軽く専用ブラシでブラッシングしましょう。

②リムーバーで古いクリームを取り去る

出荷されてあなたの手元に届くまでには時間がかかりますから、保護のクリームが塗られているはずです。

でもそのクリームはもう古くなっているので、一度リムーバーで取り去ってしまいましょう

綿などの柔らかい布にリムーバーを少量だして、広げていく感じで拭き取ります。

③デリケートクリーム(保湿クリーム)を塗る

デリケートクリームを小さなブラシや布に出し、全体に塗り広げます。

これで潤いを与え、靴ずれ対策になります。

同時に割れたような変なシワをつきにくくし、全体に長持ちさせることが出来ます。

このとき靴ずれ対策も同時にするなら、クリームを直接指にとり、靴の内側の当たって痛そうな箇所に塗り込みます。

乾いてから履く、そしてまた塗り込む、これを繰り返して下さい。

※表面に塗るとツヤ感がなくなるので、気をつけましょう。

裏に塗って下さいね。

ただし、もしツヤが消えてもシュークリームで復活するのでご心配なく。

④シュークリームを全体に伸ばす

ブラシに少量出し、全体にムラにならないように注意しながら均一に伸ばします。

これでツヤを出すと同時に、汚れや水から保護します。

この時に使うクリームは、防水効果もあるんですよ。

デリケートクリームを塗った場合には、シュークリームは塗らなくても良いです。
つまり、この④の手順は飛ばしてOKです。
1回の手入れにつき、デリケートクリームかシュークリームのどちらか1つのみ塗ったので構いません。
選び方としては、以下の通りです。
・革を柔らかくしたい→デリケートクリームを選択。
・ツヤを出したい→シュークリームを選択。
柔らかくしたいし、ツヤも欲しい場合には、お手入れごとにクリームを交互に使うようにしましょう。

⑤シュークリームを伸ばしてツヤ出し

ブラシで余分なクリームを取り去りながら、全体に塗り広げていきます。

シュークリームは、磨いて初めてツヤが出ます。

なのでこの時点であまりツヤが出てなくても、焦らないで。

⑥柔らかいクロスで磨いてもっとツヤ出し

さて、ここから磨いていきましょう!

柔らかいクロスで、何度も優しく磨いて下さいね。

ここまで磨きあげれば、あなたのマーチンはツヤツヤに光っているはずです。

※実際にこの手順でお手入をしてみたレビューを写真付き記事で紹介していますので、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。

この6ステップの手順でお手入れをすればバッチリですよ!

では、上の手順で使ったアイテムをまとめていきましょう。

ちなみにこの手順は、履き始めだけのものではなく、今後長く革靴やマーチンを履いていく上で定期的にするお手入れと同じ順番ですよ。

「手入れ、思ったより面倒かも‥」

と思ったアナタ!

超簡単な方法を教えます。

必要なものは、

・防水スプレー
・中敷(インソール)

最低限、せめて防水スプレーだけでもしてあげて下さい。
汚れとシミの原因になる水から守ってあげましょう。

また足の臭いと中の臭い対策に、事前に中敷を入れるだけなら簡単ですよ。

※安すぎるスプレーはやめときましょうね!

「いや、やっぱせっかくなら手入れは一通りしておきたいんだよね」

と思える方は、次にいきましょうっ!!

履き始めの手入れに必要な道具

さて、ここまで紹介した基本のお手入れで使った道具をまとめていきます!

  1. ホコリ落とし用のブラシ
  2. リムーバー
  3. リムーバー用の布(何か柔らかい布)
  4. デリケートクリーム
  5. デリケートクリーム用の布(何か柔らかい布)
  6. シュークリーム
  7. シュークリーム用の布
  8. ツヤ出し用のブラシ
  9. ツヤ出し用の布(何か柔らかい布)

「この道具、全部必要なの?代用できるものもある?」

と思いましたか?

はい、必ずしも専用でなくても代用品でOKなグッズもあります。

「3.リムーバー用布」「5.デリケートクリーム用の布」「9.ツヤ出し用の布」です。

綿のTシャツなど家にある柔らかい布でOKですよ。

その他のグッズは、基本的に必要です。

「4.デリケートクリーム」と「6.シュークリーム」は最初はどちらかだけでOKと上にもかきましたね。

革を柔らかくしたい場合には、まずはデリケートクリームを使います。

ですが、はき始めてからツヤ感を復活させたり、定期のお手入れではシュークリームが必要にはなってくるので、結局あとでどちらも必要になってきます。

これらの基本のグッズは単品で揃えても良いですが、そうすると結構値が張ります。

初心者向けに、少量でブラシも小さいサイズがセットで出ているので、そういったものを利用するのがおすすめです。

メーカーは好き好きですが、ド定番のメーカーといえば、『M・モゥブレイ』ですね。

他に特に使ってみたいものがない場合には、モゥブレイを選んでおけば間違いないです。

以下、モゥブレイの2種類の基本シューケアセットを紹介しますので、あなたに合ったセットを選んでくださいね。

①コレさえあれば大丈夫「エドワードセット」

この記事で説明した手順で使ったものは全て入っています。

ホコリ落としブラシやシュークリーム等も入り、一通りの必要グッズをおさえた「エドワードセット」。

余計なモノは欲しくなくて、すぐに靴磨きできる最低限があればイイ!という方へおすすめ。

今後も定期的にお手入れをしていくのに最適な基本セットが入ったタイプ。

▼基本グッズが全て入ってる「エドワードセット」

②最小でOKなら「アンドリューセット」

上のエドワードセットのうち、ホコリ落としブラシ、リムーバー用布、黒色のシュークリーム、磨き上げクロスが入っていません。

一番お手軽でコンパクトな「アンドリューセット」。

上のエドワードについている黒のシュークリーム等は付いていないので、靴が黒以外の色の方や、ホコリ落としブラシ等をすでに持っている方は、このアンドリューセットがオススメ。

シュークリームは、靴の色に合わせて単品で買い足しましょう。

マグカップくらいの大きさの缶でかわいい!

▼最小限が入ってる「アンドリューセット」

ツヤをキープしたい人へ

デリケートクリームを表面に塗るとツヤ感が減るので、あわててシュークリームを買い足すことになると思われます。
(上にも書きましたが)

黒色のシュークリームとツヤ出し磨き上げ用クロスなら、①の「エドワードセット」の方に入っているので、最初からそちらを選んでおいた方が無難です。

(何度も言ってスミマセンm(_ _)m)

もっとピカピカツヤッの鏡面仕上げにしたい人へ

ツヤツヤに光らせるには、「シャインクリーム」と定番グッズがセットになった、鏡面磨き用のセットを使って下さい。

③靴磨きを本格的にはじめられる特別セット

こちらは、さらに丁寧にツヤピカに磨き上げることが可能な、ムートンや塗り広げる用の豚毛ブラシなどが入った特別セット。

これを機に靴磨きの楽しさも知りたいかも、という方へおすすめです。

靴色に合わせて、ニュートラル(無色セット)とブラックが選べます。

▼充実したスターターセット。靴磨きを楽しみたい人にオススメ

まとめ

ドクターマーチンはじめ革靴は、お手入れをすればするほどかっこよくなり、そして長く使えますよ。

ぜひあなたたのところにきた一足、最初のお手入れと、できればその後も定期的にお手入れして長く愛用してあげて下さいね!

特に良い革靴ほど、定期のお手入れは必ずしましょう。

靴磨きも奥が深いですから、やってみればハマるかもしれませんよ^^

モゥブレイお手入れセットの口コミはコチラから確認してくださいね。↓

必要最小限が全部入っているエドワードセット
▶︎【楽天 購入者口コミ】

最低限が入っているコンパクトなアンドリューセット
▶︎【楽天 購入者口コミ】

マーチンの中敷入れとけば、匂いと汚れ対策も完璧!

マーチンの履き始めのお手入れと一緒に行っておきたいのが、マーチンの中敷を入れること。

さすがドクターマーチン!とうなずける履き心地の良さには定評があります。

また中敷だけをサッと取り出して洗うことで、臭いと汚れの予防にもなります。

革靴は洗うことが出来ませんが、中敷なら丸洗いOK。

マーチンの中敷は2種類。履き心地の違いや使用感はこちらで確認して下さいね。

追記:モゥブレイの「エドワードセット」を使った写真付きレビュー

筆者自身、エドワードセットを購入して、ほぼ新しい革靴のお手入れをしたので写真付きでその手順や実際に使用した感じをこちらの記事で紹介しました

セットの購入を考えている方や、どちらのセットにするか悩んでいる方はぜひチェックしてくださいね!

 

より高級ラインのモゥブレイセットをお探しの方はコチラの記事をおすすめ!

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