土鍋の役割をストウブ鍋で出来ないかな〜?
もしストウブ鍋で土鍋級においしいご飯が炊ければ、最高ですよね!
土鍋の機能はかなり優秀ですが、ストウブ鍋でどこまでその機能がまかなえ、代用できるのか?
土鍋とストウブの特徴を比べてみましょう!
共通点もありますが、はっきりと違うところもあるんですよ。
ふだん、土鍋とストウブ鍋の両方を使い分けて炊飯をしている私が、詳しくお伝えしますよ。
staubストウブ鍋は土鍋の代わりになるか?
まずは土鍋とストウブ(Staub)、それぞれ今はどんなものがあるのか見てみましょう〜。
土鍋と一言でいっても様々な形がありますよね。最近はどんなタイプの土鍋が人気なんでしょう?まずは楽天市場で、土鍋の人気ランキングをチェックしてみましょう!
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▼この「かまどさん」はかなり人気!見たことある人もいるのでは?
土鍋ランキングを見ると、ご飯を炊くことをメインに設計された土鍋が上位に何種類もランクインしています!
大きさも色々で、2号炊きや1号炊きといった少人数にぴったりのミニサイズのものもありますね〜。
土鍋でご飯を炊くというのが、今はひとつのトレンドになってるんですよね。
では次に、ストウブ(Staub)をチェックしておきましょう!
楽天では、「ストウブの人気ランキング」という枠はなかったので、両手鍋での人気ランキングをだしてみました。
ですが、なんとランキングのほとんどをストウブの様々なタイプがずらりーっと独占しています。楽天の両手鍋ランキングは実質、ストウブ鍋ランキングと化しておりますね〜(・o・)
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ストウブの形状もいくつかありますが、定番のラウンド(円形)がやっぱり人気!
大きさは本当に様々ですが、強いていえば、24センチ〜18センチくらいが売れ筋と言えそうですね!
▼こちらがストウブの定番「ラウンド」
この土鍋とストウブ、どちらも今なぜこれほどに人気があるのでしょうか!?
それぞれの人気な理由と良いところを、まず確認してから比較してみましょう。
土鍋とストウブの比較!優れているのはどちら?
鍋選びで重要なポイントを、一つづつ比べてみましょう!
- 頑丈さ→ストウブの勝ち!土鍋は衝撃に弱く、急激に冷ますと割れることもあるんです。一方ストウブは普通につかえば中のコーティングも剥げにくく全体は鋳鉄製なので衝撃には強く、一生涯使えるお鍋です。
- 料理の保存→ストウブの勝ち!土鍋は調理後は長時間おかずに洗い乾かすのが基本です!ストウブはその点気にしなくてOKです。
- オーブン使用→ストウブの勝ち!土鍋はグリルには入れられませんね。
- 気密性→ストウブの勝ち!機密性の高さを生かしてストウブでは「無水調理」が可能です
- 保温力→モノによりけり!どちらもかなり保温力は高いです!土鍋は厚いものや二重構造になっているものは特に保温力が高いですよ
- お値段→土鍋の勝ち!多くの土鍋はストウブよりもお安いことが多いですね。
- 調理の幅→引き分け!トウブは煮る、炊く、蒸す、焼く、揚げるとオールマイティ+無水調理が可能。土鍋でも煮る、炊く、蒸すはOK。焼き煮だとOK!揚げるのは☓、でも予熱調理は◎
- デザイン→好みですね!まったく違う雰囲気の二者!どちらもそれぞれ良い雰囲気だしてます。
この比較では、ストウブに軍配があがるポイントが多いようですが、これ以外にも土鍋のスゴいところがあるんですよ!
その他の特徴をみてみましょう!
土鍋の良いところって何?
土鍋の最大の特徴で利点はじわじわとゆっくり温度が上がること!そして一度温度が上がると下がりにくい保温性の高さ。
じんわり熱が伝わる調理法は、素材のおいしさを引き出すんです。
特に、お米や根菜類の調理には、この熱の入り方は最高に適しているんですよ。
熱が冷めにくく保温力が高いので、それを利用して温めておいたあとにタオルやなにか布等でくるむなどして予熱で調理することが可能です。
ストウブの良いところまとめ
ストウブの最大の特徴は、鋳物ならではのずっしりとした厚み。
蓋も重く、特有の裏側の突起が旨味のつまった蒸気を食材に戻すため、野菜やお肉の旨味を逃しません。
調理方法の幅が広く扱いやすいことも利点です。
また頑丈なので、何十年でもずーっと使えることも特徴です。
という感じで、両者とも非常に素晴らしいお鍋なんです!
でもこれでは選べない!って人もいると思うので、もう一つ大切なポイント、「炊飯」の際の特徴について、土鍋とストウブそれぞれ深めてみましょう!
炊飯には土鍋とストウブどっちが良い?(私の体験から)
筆者自身、土鍋とストウブのどちらも持っていて炊飯に使っています^^
使ってみて分かった両者の違いがあるんですよ。
まずお伝えしたいのは、どちらも美味しいご飯が炊ける!ということ。
美味しいご飯を炊くことをメインにお鍋を買いたいのならば、どちらでもOKです。
でも、それだけでは迷いますよね。
そこで、しいて違う点をあげると、①「保温性」と②「水分の蒸発」ですね。
まず①「保温性」について。
土鍋は、火から下ろした後にバスタオル等で包んでおくと、食事の際にご飯をおかわりをする時にはまだ全然冷めず、アツアツの温かいご飯が食べられちゃいます^^
一方ストウブも保温性はかなり高く冷めにくいのですが、同じようにタオルでくるんで保温しておくとすると、一つだけ難点があるんですよ。
それが、②「水分の蒸発」に関係あるんです。
ストウブは機密性が高いゆえ、蓋をしておくと水分が一切とばず、水蒸気がこもってご飯がベタッとなってしまうんですよね。
炊いた後のご飯は、ある程度水分を飛ばしておくことで、ふっくらとした美味しさを保つことができるんですよ。
たとえば昔の「おひつ」は木製でご飯の保存には最適ですね。
その点、土鍋は蓋をしていても程度水分がちょうどよく飛んでくれるので、ご飯がベタッとなりにくくて最高なんです。
結局、ストウブは土鍋の代わりになるの?
もし炊飯もおかず作りもどっちも土鍋で代用したいと考えているのならば、ストウブは土鍋の代わりになります。
逆に、揚げものや焼き物など、土鍋にはできない調理法もストウブ鍋でできますしね。
ですがもし、炊飯をメインにする場合は、よりご飯をしっかり保温し、ふっくら保ってくれる土鍋をおすすめします。
また鍋物を多くしたい場合にも、どちらかというと雰囲気が出やすい土鍋が良いかも。ストウブで鍋物となると実際ちょっと雰囲気に欠けますよ。
料理は見た目や雰囲気も大事なので^^
また別の視点でいうと、ガス代を節約したい人や、小さいお子さんがいて火を使う時間を極力短くしたい人、調理時間を最短にしてガス台から離れ、時間を有効活用したい人は、予熱調理に向いている厚めの土鍋が便利ですよ。
予熱で煮物などをお鍋が勝手に作ってくれている間にちょっとお子さんを迎えにいったり掃除などできるのは良いですよ^^
一昔前、たしか黄金伝説というTV番組の「一ヶ月一万円生活」という企画で、芸人の森三中の村上さんが「土鍋保温調理法」といって、バスタオルでぐるぐるにくるむ方法でガス代を節約しまくっていたのを知ってる人いますか!?
当時は話題になっていたし、あれを見て土鍋のすごさに驚愕した人も多かったのではないかな〜。
では次に、ストウブと土鍋を購入する際には、どんな視点で選べばよいのかお話しますね。
ストウブ鍋と土鍋の選び方
土鍋の選び方は?
保温力をより求めるなら、表面が滑らかで細かな土でできたタイプを選ぶと抜群に性能を発揮してくれます。
ですが、密な分だけ、ちょっと汚れが落ちにくいということはあります。逆に、粗い土でできたザラザラシしたタイプだと保温力は前者にはおとりますが、汚れが落ちやすいですよ。
厚みもチェックしてくださいね。
しっかりと厚みがあって美味しく炊飯してくれると定評があるのは、長谷の「かまどさん」です。
ストウブ鍋の選び方は?
まず形は、ご飯を炊きたいなら定番のラウンド(円形)が絶対におすすめ!熱が均一に伝わってより美味しく炊けるからです。
形がきまると、後は大きさと色を選ぶのみ。
大きさは2センチ刻みでかなり豊富なサイズ用意されているので、よく考えて選びましょう。
色は、一番人気は黒ですが、選択肢は多いのでお好きな色をどうぞ♪
サイズ選びは、一人暮らしなら16cmか18cmを、1人暮らしでも炊飯以外にあれこれお料理したいのならば18cm、20㎝あたりが良いですよ!
3人〜4人暮らしならば、22cmか24cmをおすすめします。
実際は、何を作るかによりますよ。あと収納スペースもありますよね。もっと詳しいサイズの選び方については、下の記事を参考にしてくださいねm(_ _)m
サイズ選びの詳しい考え方については、以下の2記事でチェックしてくださいね^^
↓
▶︎ストウブ16cmと18cmどちらを選ぶべき?この大きさで出来ること
▶︎ストウブ20cmと22cmどちらを選ぶべき?この大きさで出来ること
まとめ
土鍋もストウブも、どちらも改めて本当に素晴らしいお鍋ですよね〜。
どちらも、鍋ひとつで色んな調理法ができるのも嬉しです!
でもしっかりお料理する人ならば、もしスペース等が許されるなら両方もっておいて使い分けるので、損はないと思いますよー。(私は一人暮らしで両方持ってます^^)
あなたのお料理のスタイルを想像しながら、土鍋、ストウブ、もしくは両方、選んでくださいね!美味しいお料理ができますように^^
▼人気の「かまどさん」。筆者も次はこれが欲しい!