中華鍋は一人暮らしにはかなり万能な鍋!ってことは別記事でお伝えしました。
では一人にはどれくらいの大きさが良いの〜?っと疑問がでてきます。
ここでは、一人暮らしにぴったりな中華鍋のサイズ選びを考えていきましょう!
おすすめの小型の中華鍋もご紹介していきますよ!
一人暮らしの中華鍋、サイズ選びどうする?
一人暮らし、または一人分だけのお料理を作りたい場合にぴったりなお鍋の大きさって、どれくらいでしょう!?
サイズを考えるため、まずは中華鍋の使い方から少し整理してみましょう!
中華鍋のサイズ選び前に、使い方を想像しよう!
この章では、中華鍋一つで作れるお料理は何でも作ってしまうという前提でサイズを考えていきますね。
一人暮らしの狭い(?)キッチンにには一石二鳥の調理器具がもってこい!
中華鍋の調理方法はとしては、こんな感じですね!
▼
- 炒める
- 焼く
- 揚げる
- 茹でる
- 煮る
だいたい、一般的にはこのくらいですよね。
では、上の5種類の調理方法で、しかも中華鍋ひとつで作れる代表的なお料理は??
▼
・炒飯
・焼きうどん
・野菜炒め
・ステーキ
・唐揚げ
・天ぷら
・ほうれん草等の野菜の下茹で
・パスタを茹でる
・麻婆豆腐
・簡単な煮物‥
ざっとあげるとこんな感じでしょうか〜。
もちろん、作れるメニューは無限!
ですが、あくまで「代表的な」ということで、これらを一人分、または多めに2食分くらい作る時に必要なサイズを考えてみましょう!!
一人暮らし22cm中華鍋を使う体験からサイズを検討
じつは、筆者であるわたし自身も基本一人使いで中華鍋を使っているので、体験をもとにお伝えします。
参考にしてくださいね^^
私が使用している中華鍋のサイズは「22cm」です。
基本、1人前を調理します。
でも翌日の分も多めに作りたくて2人前を調理することも多いです。
たまに人が来ると、3人前くらい作るときもあります。
私は女性ですがよく食べる方なので、1人前あたりの量は女性にしては多い方だと思います。
男性にすると、腹8分目といったところかな。
まずはこれらを基準に、各お料理ごとにサイズと使い勝手を考えていきましょう〜。
▼ 22cm。パール金属。底は平ら。
安心できる一定以上の品質、低価格なのでこのメーカー私は好きです。
「炒飯」をつくるときの中華鍋サイズは?
炒飯の1人前で、だいたい私はお茶碗2杯分くらいを調理します。
具材も入りフワッとなると、平皿に盛ると溢れんばかりのこんもり小山になります。
ラーメン屋さんで単品で出てくる多めの炒飯くらいの量ですかね(想像できますか?笑)。
で、22cmだとこの量が炒飯の調理の限界ですね。
なぜかというと、中身が多すぎて鍋を振ることが出来ないから。
振ったら多分、散らばります。
だからいつも、木ヘラで切るように空気を入れるように混ぜて、パラパラ感を出しています。
「中華鍋を買ったあかつきには、豪快にあおって炒飯を作るんだ!」という人は26cm、振れなくていいから、おなか満腹になりたい!って人は24cmを!
「焼きうどん(そば)」をつくるときの中華鍋サイズは?
冷凍うどん一玉+具材なら、ちょうど良く炒めることが出来ます!
でも2玉+具材になると、菜箸で混ぜようにも底が見えない状態で、炒めるというよりも「混ぜる」に近い状態になってしまいます。
こうなると火の通りも悪いので、麺がベタッとしてしまいます。
「焼きうどん(焼きそば)一玉くらいじゃ足りねーよ」という方には22cmは向かないです。
「ステーキ」を焼くときの中華鍋サイズは?
これは、22cmだとたとえ2枚同時でもちゃんと焼けます。
まあ特大ステーキだとちょっと無理ですが、普通サイズなら。
お肉が、球状の鍋肌にそってピッタリとくっついてくれるので、少し大きめでも問題ナシなんですよ。
「唐揚げ」を揚げるときの中華鍋サイズは?
鶏もも1枚をだいたい1人前強の量とすると、一度に全部揚げるににはちょっとだけ面積が足りない!といった感じです。
でもこういう小さいものは、揚がったそばから空きスペースに入れていけばいいだけ。
これは何人前であろうと、問題ナシ!
「ほうれん草の下茹で」するときの中華鍋サイズは?
ほうれん草って、野菜の下茹でのなかできっと一番お湯の量と鍋の面積をつかいます。
ほうれん草を1パック(1〜2輪くらい?)そのまま入れるときのお話。
22cmの中華鍋の8分目くらいまでお湯を沸かして茎から入れますが、ちょっとお湯が足りない・・。
できるには出来きますよ。
でも、茎の方から入れて柔らかくなって押し込み、葉まで浸けられるようになった頃には茎はちょっと柔らかくなりすぎている状態。
量多めの1輪まるごとだと、よく言われる「サッと茹でる」のは難しい。
他のお野菜は問題なし!
「パスタを茹でる」ときの中華鍋サイズは?
これは、まあなんとかOK!
22cmあるので、たっぷりお湯を沸かせば、ちょっと押し込むとほとんど入ります。
ただし、普通のよくある長いパスタだと、端が入りきらないので、ちょっと硬さがムラになりがち。
2つに折って入れた方がムラがなくてまだ美味しいかも。
私は24cmのテフロン加工の安いフライパンを一応あるので(あまり使いませんが)、そちらで茹でることが多いですね。
逆に、ソースを作っておいて合わせる用に22cm中華鍋を使うことが多いです。
短めのパスタだとOK!
「麻婆豆腐」をつくるときの中華鍋サイズは?
お豆腐一丁(400g)、挽肉、刻んだ白ネギ等を入れマーボー豆腐を作ると、2〜3人前の量ができます。
これで22cm鍋の5分目くらいになります。
鍋サイズにしては結構おおめです。
この量でも出来るんです。
出来るんですが、最後に混ぜる時にどうしてもお豆腐が小さく崩れてしまいます。
一人前だけを、お豆腐半丁、具材も半分で作れば22cmでもお豆腐も崩れず美しく仕上がります。
お料理で考えるのはここまで!
22cmだと、こんな感じのサイズ感です。
何となく想像できましたか〜?
でも2人前くらいちょっと多めに作る、または1人前でも男性がモリモリ食べる量を作る時には、24cm、26cmも検討したいところ。
▼ 22cm。パール金属。底は平ら。
安心できる一定以上の品質、低価格なのでこのメーカー私は好きです。
▼山田工業所。24cm。
すばらしい鍋を製作するメーカでファンも多いです。
▼コチラはパール金属の26cmタイプ
一人暮らしの中華鍋におすすめサイズはコレ!
上で見てきたお料理の基準を考えて、こんな風にオススメします。
本来は、中華ってあえて大きめの鍋で、鍋の高温を維持したままジャーっと素早く調理しますよね。
ただ大きめの鍋だと、一人暮らしのキッチンでは正直邪魔!ってことで、今回はギリギリの量を提案しています。
なので、自分は中華鍋本来の使い方をしてみたい!とか、やっぱコンパクトな方がいいや!とか、そういうのも込みで考えて上のサイズ選びを参考にしてみてくださいね。
おすすめの中華鍋は?
実はそもそも、22cm〜24cmの中華鍋って、少ないんですよね!!
このサイズを出してないメーカーも多くて、本当に数えるくらいしか選択肢がないんです。
そのなかでおすすめのモノをご紹介します。
底が平らか、丸いかも、ちゃんと見て下さいね。
平らな底のほうが、安定しやすいです。
揚げものの時にはより安全ですよ。
▼ 22cm。パール金属。底は平ら。
安心できる一定以上の品質、低価格なのでこのメーカー私は好きです。
▼山田工業所。
すばらしい鍋を製作するメーカでファンも多いです。
▼コチラはパール金属の26cmタイプ
▼両手タイプの中華鍋で22cmは多分他にほぼないです。
[TKG16-1946] SA 鉄中華小鍋 22cm |
この記事のまとめ
作るお料理や、どれくらい毎回調理したいかによって、だいたい必要な大きさが想像できましたか?
具体的につくれるお料理の量をのせているので、自分がどうしたいか想像して比較してみて下さいね!
中華鍋は本当に万能で、一人暮らしにはコレ1つあればだいたいの調理ができてしまいます。
私も基本、コレばっかり使ってます。
ぜひ使い勝手の良いサイズをよく検討して下さいね〜。