こんにちは!
私は現在、インドで女一人旅を楽しんでいます!
2度目となるインドへの渡航。
そこで今回利用したのが「Workaway」です。
実際にWorkawayを使って、私がどんなインド生活を送っているのか、その一部をみなさんにお伝えしていきます!
【この記事は知人の大学生の女の子が書いてくれました^^】
WorkAwayを利用してインドに格安滞在してきた体験記
私の今回の旅のテーマは、「住むように旅する」です。
観光というよりも現地の生活を体験し、より多くのローカルな人々と触れ合いたい、
そんな目的をもって今回、1か月という中期間インドに滞在することに。
その「住むように旅する」を実現するのにぴったりだったのが、「Workaway」というウェブサイトです。
▶︎▶︎https://www.workaway.info/
Wokawayでは、現地のホストファミリーを条件に合わせて簡単に探すことができます。
その多くは、無料で滞在を受け容れてくれ、さらに食事も提供してくれます。
その代わりに旅行者は、家事手伝いや言語学習のお手伝いなど、ボランティアを行います。
私も今回Workawayを利用し、Deshnok(デシュノク)とMangarole(マンガロール)という2つの町(村?)に滞在してきました!
どちらも、宿泊費、食費、光熱費などの滞在費は無料。
Mangaroleでは食費は自分で出していますが、物価がそもそも安いのであまり痛手にはなりません。
航空券と国内移動費、食費、ちょっとした買い物。
まさに格安(激安!?)で旅行ができています!
私がWorkawayでガイドブック翻訳を選んだ理由
ホストファミリーと旅行者の契約が成立するのは、旅行者の滞在条件(何日間、場所、費用など)とホストファミリーのボランティア条件(旅行者に何を手伝ってほしいか)が合致したときです。
私は、比較的滞在日数などは自由がきいたので、今回はボランティアの内容から滞在先を選ぶことに。
Workawayでは、家事手伝いから農業のお手伝い、壁の塗装などなど本当にボランティアの種類がたくさん!
その中でも特に多いのは、「英語を教える」「学校支援」「農業を手伝う」のこの3つです。
自分は、英語は話せるけど、教えるほどのレベルではないなぁ~と「英語を教える」は早々に排除(笑)
子どももあまり得意ではないし、農業は食べる専門だしなぁ~とこちらも排除(笑)
これでかなり仕事内容が絞られ、さらに専門的な細かい仕事内容のものが増えてきます。
その中で見つけたのが、「ヒンドゥー教寺院のガイドブック翻訳」
翻訳ぐらいならできるかも!と思ったのと、観光もできて一石二鳥!?と思ったのが興味を持ったきっかけでした。
実際に今インドに来てみたらこんな環境でした!
そしてついにやってまいりました!一つ目の滞在先、Deshnok(デシュノク)。
デリーから、Bikanerという町まで列車で8時間。
さらに車で1時間半ほど走ったところにある村です。
Deshnokデシュノクはこんな村!
滞在先のデシュノクは、インドとパキスタンの国境付近にある村で、砂漠地帯です。
雨季ということもあって、たまにスコールのような雨も降りますが、基本的にはカンカン照り。
ど田舎だからかホストファミリー以外では、英語を話せる人に出会えませんでした。
昔ながらの伝統やしきたりが残る町で、ホストマザーをはじめ、結婚した女性は基本的には家の外に出られません。
出かけている女性もストールで顔を隠しています。
ただ治安が悪いなどは全く感じず、村もとても静かなのでのどかな滞在となりました。
インドの食事はやっぱカレーばっかり!?
到着して1日目の夕ご飯。
出てきたのは、白米(インカ米)にマンゴーシェイクがぶっかけられているもの。
お、美味しくない···。
これからの2週間の滞在が一気に不安に。
心配したのも徒労に過ぎず。きちんと「これは好きじゃない」と伝えたら、もうインカ米のマンゴーシェイク掛けは出なくなりました(笑)
日本人は遠慮しがちですが、きちんと自分の気持ちを伝えるのってすごく大事だと痛感。
2日目以降は、ローティーと呼ばれるナンの簡易版のようなものが主食になり、キャベツやじゃがいものような野菜や豆をスパイスと水で煮込んだカレーのようなものが付け合わせとして出るように。
ちなみにホストは宗教上ベジタリアンだったので、私も2週間ベジタリアン生活を送りました。
食事は必須のものだし、Workawayでは、基本ホストの作ったローカルな食事を食べることになるので、合わなかった場合は最悪です。
私は1日目の夕飯以外は美味しく食べられたので、本当についていました。
労働時間は予定より長い!?
一番メインだと思っていた「ヒンドゥー教のガイドブック翻訳」は、かなり短く、しかもわかりやすい英語が使われていたので、あっさり2日で終了してしまいました。
そのため、私の主な仕事は、ホストマザーの家事手伝いに。
料理、掃除、子供の世話、たまに家畜の世話。
私のWorkawayの1日スケジュールはこんな感じ▼▼
8時 起床。家族みんなの朝ごはんとお弁当を作る。
9時 家の掃除開始
10時半 朝ごはんを食べる
11時半 お昼ご飯を作って食べる
13時 子供たちが学校から帰宅。宿題を教える。一緒に遊ぶ
19時 夕ご飯を作って食べる
子どもたちと遊び終わってから、夕ご飯づくりまでが自由時間になっていたので、振り返ってみると、意外と長い時間働いている···。
でも仕事自体は簡単だったし、ホストマザーや子供との交流も楽しかったので全然苦になりませんでした。
休みの日はホストファミリーと一緒に!
ホストファザーの仕事は土日休み。
土日休みには、私と家族を連れて、Bikanerの町を案内してくれたり、いろいろなヒンドゥー教寺院を見せてくれました。
私が中でも一番楽しんだのが、Camel Safari!
ラクダに乗って砂漠を探検します。
ラクダのミルクで作ったアイスクリームを食べたり、写真を撮ってもらったり、すごく楽しかったです!
現地の人との交流はやっぱり現地語がイチバン!?
私は基本的には、ホストマザーのお手伝いなので、一番交流をしたのはホストマザーです。
彼女は、私にサリーを着せてくれたり、インドの伝統舞踊を教えてくれたり、インドのカルチャーを学ぶには最適の人でした。
また、小さな村だからこそか、ホストファミリーの家の周りは親戚の家ばかりで、毎日、誰かしら親類が家に遊びにやってきて、私に話しかけてくれます。
彼らは英語を話せないので、私のつたないヒンディー語で簡単なやり取りを交わしましたが、それだけでとっても喜んでくれました!
デリーにいるときはよく、街中で「どこから来たの?」「かわいいね!」「日本人?」など声をかけられましたが、私がヒンディー語が分からないと思われているためか、声をかけられることはありませんでした。
しかし、ホストマザーにお使いを頼まれて行ったときに、ヒンディー語で話したらものすごい驚きよう。
その後、ヒンディー語で何やら話されましたが、一切理解できませんでした(笑)
Workaway、契約と違うところ困ったことはあった?
私のホストファミリーは、すでにこれまでWorkawayで100人以上のゲストを迎えているので、プロフィールの内容との相違は、ほとんどありませんでした。
到着した日に、大使館に私が滞在しているという申込書を提出するから、と言われて、「こんなにしっかりしてるんだ!」と驚いたほどです。
受け入れの経験が多いホストだと、慣れていて手続面もしっかりしてくれるのでトラブルになることが少ないとも言えそうです。
一つ、予想と違ったことといえば、あまりにも早くガイドブック翻訳が終わってしまったこと。
仕事内容のほとんどが翻訳ではなく、家事手伝いになっていました。
(それはそれでいい経験だったし、楽しかったので結果オーライなのですが)
ホストファミリーも言っていたのですが、ホストファミリーも旅行者もお互いにレビューをしあい、それが今後のWorkaway利用にも大きくつながるので、契約違反をしたり、誇張しすぎたプロフィールを書くことはないそうです、
さいごに
Workawayを使ってみるまで、「本当に信頼してもいいサイトなのか?」と疑問に思っていたのですが、実際に渡航してみると、ホストファミリーにもよるのでしょうが、きちんとゲストを迎えてくれます。
さらに私の旅のテーマだった、「住むように旅する」の達成度もかなり高い!
現地の人と一緒に生活して、同じご飯を食べて、働いて、遊んで···
ふつうに旅行していたらできない体験だな~と思います。
現在、2つ目の滞在先。新しい町も思いっきり楽しみたいです!
番外編:Workawayを使うときに気をつけたいこと
ホストはしっかり吟味しよう!
みなさんがWorkawayを利用するときは、なるべくなら受け入れ慣れているホストを選ぶ方が安心です。レビューも多くたまっていて判断材料が増えるので、行ってみたらホストの質がよろしくない!というリスクは減ります。
ただし、今回の体験記でも分かるように、少々の(!?)予想に反する事態は起こり得るものと考えておいた方が良いですね。
しかしそれがもし自分にとって受け入れられないものである場合には、しっかりとホストに自分の意思を伝え、建設的に交渉をしましょう。
そのような事態をなるべく防ぐためにも、事前にホストとしっかり連絡を取り合い、不明な点はきちんと確認をしてから出発して下さいね!
現地の言葉は少しでも覚えていこう!
また、簡単な日常語程度でも、現地の言葉を少しでも覚えてからいくと、現地の人との距離がぐっと近づきそうです。
私たちからしても、下手でも日本語を一生懸命話そうとしてくれる外国の方には親しみを覚えるものですよね^^
しかも、それが今回の「ヒンディー語」のように、日本人がまさか喋れると思われない言語を話すと、ギャップで好感度が上がりそうです(笑)。
現地の人とのコミュニケーションができるほど、現地での思い出は濃いものになるでしょう。