ストウブ鍋(Staub)はキャンプでも使えるのですが、ダッチオーブンの代用として直火、つまり焚き火や炭火でキャンプ飯をする際には注意点があるんですよ。
ストウブがキャンプで使えるとなると、ダッチオーブンをわざわざ買う必要もないし、家とアウトドア併用できるので、キャンパーにとっては嬉しいことです。
しかも、ストウブ鍋で調理したお料理は美味しさも保証済みなので、本当に最高なんですよ。
直火や、ダッチオーブンの代用として使う際の注意ポイントと使い方だけ確認して、上手くアウトドアで活用して下さいね。
ストウブ鍋を傷めてしまわないような方法があるので、おさえておきましょう。
それでは、ストウブ鍋とキャンプ歴、どちらも7年の私が紹介します。
ストウブ鍋はキャンプやダッチオーブンで使える
ストウブの鍋といっても、サイズが豊富で形も何種類かあります。
一般的にどんなものが人気なのか、ちょっとチェックしてみましょう。
ストウブ鍋の楽天口コミ数ランキングはこちらで確認できます。
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ストウブ鍋各種レビュー数ランキング【楽天】
各お店のレビュー数を合わせると軽く数千件を超えるほど超人気の定番鍋です。
見て分かるように色んなタイプがある中で、アウトドアに使うにはおすすめのタイプもあるので、後ほど紹介していきますね。
ストウブ鍋をキャンプで使う際の注意点
結論からいうと、ストウブ鍋はキャンプなどアウトドアでも使えます!
ただし、注意事項があるんですよ。
せっかくのストウブ鍋を傷めてしまわないよう、よく確認していきましょう。
ストウブの公式サイトを参考にすると、キャンプでは使用できるが注意が2つ、紹介されています。
紹介しますね。
この2点をよく注意して使用すれば、キャンプでも使えるということが分かりました。
ダッチオーブンの代用にする際の注意点
ストウブ鍋はアウトドア全般OKだからといって、ダッチオーブンのように扱ってもよいのでしょうか?
ここも要チェックして下さいね。
通常、ダッチオーブンをキャンプで使う際には、ガンガン火があがっている薪の上に据えたり、蓋の上にも焼けた炭や石を置いて温度をあげますよね。
でも、ストウブの表面にはダッチオーブンと違って加工が施されていますから、それはNGなんです。
上にも注意点を書きましたが、かなり高温にもなるので、強い火の上にくべるのはやめておきましょう。
またダッチオーブンは鉄製の物が多いですが、ストウブは鋳物ホーロー。
通常家で使用する際にも中火から始めたので十分とされていますので、キャンプでもそれは同様です。
もしダッチオーブンみたいに使用したいのであれば、直火であっても落ち着いた火や炭の上で、吊るしたり網をかませる等、少し距離をとった上におきましょう。
ちなみに、ストウブは同じサイズの一般的なダッチオーブンよりも平均的に少し軽いことが多いので、思っていたよりもキャンプでも扱いやすいですよ。
そして、最初に書いたダッチオーブンの代用として使う際におすすめなストウブ鍋の種類ですが、それは「ブラック」のストウブ、ということになります。
実は、ブラックとそれ以外の色では、表面の塗装が違うんですよ。
ブラックは塗装なしでザラザラした地肌の質感で、グレーをはじめその他の色は塗装されてツルツルとしています。
詳しくはこちらの記事へ。
つまり、ブラックは塗装がはげてしまう心配がそもそも無いんですよね。
ただしあまり強い衝撃を加えると本体への傷はついてしまいかねないので、やはり優しく扱ってあげて下さいね。
ストウブ鍋のメリット4【キャンプ的視点】
ではここで、キャンンプで使う際のストウブ鍋のメリットをお伝えしますね。
①とにかく食材が美味しく仕上がる
厚みのある鋳物ホーロー製なので、お肉、魚、野菜をそのまま塩して火にかけるだけで驚くほど素材の美味しさを引き出します。
②蓋もずっしり重くて密閉性が高い
しかも蓋の裏には突起が旨味のつまった蒸気を食材に戻すから、なおさら美味しい!
これはご飯を炊くにも最適の機能ですよ。
③低温で十分に熱が伝わる
大きな火にかける必要はないんですよ、低温でゆっくり火が通るのが特徴です。
④頑丈で内側も焦げ付きにくい!蓋の取っ手も250度まで耐える。
内側はStaub独自のざらざらした「エマイユ加工」という仕様になっているので、焦げ付きにくいです。
また全体の耐久性も高いので、何十年もながーくずっと相棒として使えますよ。
アウトドアで使う鍋としては、美味しく調理してくれて、しかも強火にかける必要がないというのはかなり高ポイントですよね。
しかも、焦げ付きにくい。
やっぱり、ストウブ鍋をキャンプで使えるというのは最高ですね。^^
ストウブ鍋のキャンプでの使い方は?
ここで、ストウブ鍋をキャンプで使う際の使い方について紹介します。
ダッチオーブンとまるきり同じにすると傷んでしまうと上で書きましたが、ではどのように扱えば良いかここでまとめておきますね。
やはり薪の火は温度が高くなるし調整がかなり難しいので、ホーロー加工を傷めてしまう危険が大です。くべるなら火から離して吊るしたり網の上に置くなどしましょう。
★炭火の上に乗せるなら網をかませて
炭火でもかなり高温になる場合はあるので、炭の温度に気を配りながら、網をかませて慎重に管理しましょう。
★蓋の上に炭をのせるのは慎重に
ストウブは全体に熱が回りやすいので蓋上にはあまり必要ないと思われますが、早く温度を上げたい時や上からも加熱したい時には、火が落ち着いた炭を選んで温める程度にのせましょう。取手は250度まで耐えられますが、炭火は300度から高いと1000度くらいになるので慎重に。
★蓋の上に焼けた石をのせるのはやめておいた方が無難
石を載せる際にトングなどを使い滑って落としてしまうと、塗装に傷が入る可能性があります。また高温になりすぎていても見た目で分からないのでリスクがあります。
つまり、落ち着いた炭火の上に置いて、石などが当たらないように気を配れば使えるということです。
より慎重に傷つけないように使うには、蓋の上にアルミホイルを重ねて保護するやり方もありますよ。
キャンプ使いのストウブ鍋プチハック
キャンプ使用ではちょっと気を使うストウブですが、それ以上に良い点もありますから紹介しますね。
熱源が限られているキャンプでは、手早く調理したいもの。
ご飯とおかずが同時に出来上がると最高ですよね。
ストウブは保温性が高いので、その点が強いんです。
ストウブ鍋を火からおろして蒸らした後、バスタオルや新聞でぐるぐるに巻いておけば、驚くくらい長く保温できるんですよ。
しっかり保温すれば、鍋の中はそのまま調理中に近いような高温状態になります。
つまり、早めに火から下ろせるので、空いた熱源で次の調理ができるということですね!
これはアウトドアではかなり助かる!調理に時間がかかって、いつまでたっても食べられない‥というのはありがちな失敗ですからね。
ちなみにこの時、タオルが焦げてしまわないように、まずは新聞紙でくるんでからタオルで巻くのがおすすめです。その方が保温性も高まりますよ。
まとめ
お家だけでなく、アウトドアにもストウブを連れだせるとなれば一石二鳥ですよね!
収納スペースも節約できるし、せっかくのストウブなので活躍の機会は多いほど嬉しい!
大切に使えば一生使えるほど強い鍋ですからぜひお手入れをしながら長く活躍させてあげてくださいね^^
人気のダッチオーブンの記事もあるのでストウブ鍋と比べてみて下さいね。
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